茶杓の御銘一覧|通年の銘【濃茶】・月別の銘【薄茶】
まいど、きょんたです!
茶杓の御銘を考えるときに、「今月に合う銘って何やろ」って迷うことない?
この記事では、茶杓の御銘を一覧でまとめ、それぞれの意味と情景をわかりやすく解説していくで。
銘選びに、そのまま使えるように整理してるから、参考にしてな。
一月の御銘
初春(しょしゅん)
新しい春、新しい年の訪れを表す銘。
年の初めにふさわしい、端正で格のある言葉。
松風(まつかぜ)
松に吹く風の音。
松は常緑であることから、不変・長寿の象徴。
静かながら力強く、新春の凛とした空気を感じさせる。
曙(あけぼの)
夜が明け、空が白み始める瞬間。
一年の始まりを『夜明け』に重ねた銘。
希望や再出発の意味を込めることができる。
若水(わかみず)
元旦に初めて汲む水のこと。
その水で一年の無病息災を祈る。
清浄という茶の湯の本質に通じる銘。
蓬莱(ほうらい)
中国神話の理想郷の山。
長寿と吉祥の象徴として、正月の床飾りにも登場する。
格式高い席に向く銘。
千歳(ちとせ)
千年の寿命を意味し、長寿繁栄の願いを込める。
祝いの席で使いやすく、わかりやすい吉語。
瑞祥(ずいしょう)
めでたい兆し。
新しい年に幸運が訪れるようにという願いを込めた銘。
雪見酒(ゆきみざけ)
雪見の風情を酒に見立てた雅な銘。
雪晴(ゆきばれ)
雪の後に広がる澄んだ青空。
白と静寂の世界に、凛とした美を感じさせる。
水仙(すいせん)
寒風に耐えて凛と咲く水仙の清々しさ。
細長い葉と白い花が、冬の終わりを予感させる初春の銘。
二月の御銘
下萌(したもえ)
雪解けの地面の下から、草の根元がもこもこと膨らみ始める様子。
冬の底力と春の息吹を感じさせる銘。
雪間草(ゆきまぐさ)
残雪の隙間から小さな草の芽が顔を出す情景。
まだ寒い中での生命の強さを象徴する。
飛梅(とびうめ)
早春に梅のつぼみがぽつぽつと膨らみ、飛び散るように咲き始める風情。
梅の先駆けとして人気。
東風(こち)
春を告げる東からの風。
梅の花と相性がいい。
古典の響きがあり、少し格を上げたい席にも使える。
立春(りっしゅん)
暦の上で春が始まる日。
まだ寒いけど、『春』と言い切る潔さがある。
はっきり季節を示したいときに使える銘。
残雪(ざんせつ)
山の奥に残る雪景色。
冬の名残を惜しみつつ、次の季節への橋渡しをする銘。
早春(そうしゅん)
まだ寒さが残る中に、わずかに感じる春の気配。
本格的に花が咲き誇る前の、静かな変化を表す言葉。
二月らしい控えめな表現。
春宵(はるよい)
早春の短い夜を表す。
静かな茶室に寄り添う詩的な響き。
霜夜梅(しもようめ)
霜の降りる寒い夜に耐える梅。
忍耐と気高さを表す銘。
寒梅(かんばい)
寒さの中で咲く梅の花を表す銘。
厳しい季節に凛と咲く姿は、忍耐と気高さを示す。
三月の御銘
春動(しゅんどう)
春がゆっくりと動き出す気配。
目には見えない変化を感じ取る銘。
燕返(つばめがえり)
燕が巣に戻る賑わい。
春の活気を室内に運び、客の心を弾ませる明るい銘。
山笑(やまわらい)
山々が春陽に照らされ、笑うような萌え立つ様子。
遠景の壮大さを室内に取り入れ、客の心を和ませる深い風情の銘。
朧月(おぼろづき)
霞がかかり、輪郭がぼんやりした春の月。
夜咄や夕刻の席にも映える銘。
桃花(もものはな)
桃の淡い花が風にそよぐ優美な景色。
可憐さを出したいときに使える銘。
菜の花(なのはな)
春の野に咲き広がる黄色い花。
明るくのどかな春の景色を表す銘で、軽快な席に向く。
春水(しゅんすい)
春になり、雪解け水で水量を増した川の流れを表す言葉。
やわらかな水の動きが、春の訪れを感じさせる。
春霞(はるがすみ)
春の霞に包まれ、遠くの山や景色がほのかにかすんで見える様子。
やわらかく広がる春の趣を表す銘。
啼鶯(なきうぐいす)
春を告げる鶯のさえずりを表す言葉。
梅の枝などに止まり、のどかに鳴く春の情景を表す銘。
麗日(れいじつ)
うららかな春の日。
穏やかで、光に包まれた時間を表す。
晴れた日の席に使える銘。
四月の御銘
桜花(おうか)
満開の桜の華やかさを表す銘。
春の象徴として、茶席に明るさと喜びを与える。
花盛(はなざかり)
花が最も美しく咲き誇る様子を表す。
華やかで賑やかな席に適した銘。
花吹雪(はなふぶき)
桜の花びらが風に舞い散る情景を表す銘。
儚さと動きを感じさせ、情趣を添える。
春雨(はるさめ)
やわらかく降る春の雨を表す銘。
しっとりとした席や、穏やかな雰囲気を演出する。
花霞(はながすみ)
咲き誇る花々にかかる淡い霞を示す銘。
華やかさの中に奥行きや柔らかさを加える。
桜川(さくらがわ)
散った桜の花びらが水面に浮かび、川の流れに乗って漂う春の景色。
華やかな春の趣を表す銘。
春光(しゅんこう)
柔らかく明るい春の日差しを示す銘。
席全体を温かく明るい印象にする。
花筏(はないかだ)
散った花びらが水面を帯のように流れる様子を示す銘。
儚くも美しい情景を表現する。
桜雲(さくらぐも)
桜の花が雲のように集まる様子を示す銘。
華やかで柔らかい印象を与える。
花衣(はなごろも)
咲き乱れる花々を衣に見立てた銘。
華やかで優雅な席向きである。
五月の御銘
新緑(しんりょく)
五月を代表する言葉。
芽吹いた若葉が一斉に色づく様子を表す銘。
薫風(くんぷう)
若葉の間を吹き抜ける香り高い風を表す銘。
爽やかで清々しい席を演出する。
若楓(わかかえで)
芽吹いたばかりの楓を表す銘。
秋とは違う、柔らかな青さを示す。
青嵐(あおあらし)
青葉を揺らすやや強い風を表す銘。
動きと勢いを感じさせる言葉。
立夏(りっか)
暦の上で夏が始まる日を示す銘。
春から初夏への移ろいを明確に表す。
五月晴(さつきばれ)
澄み渡る五月の空を表す銘。
晴れやかで明るい席に向く。
緑陰(りょくいん)
生い茂る葉がつくる木陰。
初夏の静けさと落ち着きを演出する銘。
武者揃(むしゃぞろえ)
凛とした気配と力強さを席に与える銘。
男児の健やかな成長を願う意味を含む言葉。
緑水(りょくすい)
青葉を映す水面を表す言葉。
静かな景色をつくる銘。
新樹(しんじゅ)
芽吹きを終え、力強く立つ若い木々を表す言葉。
勢いと安定を併せ持つ五月らしい銘。
六月の御銘
入梅(にゅうばい)
梅雨入りを表す言葉。
本格的な雨の季節の始まりを示す銘。
梅雨(ばいう)
長雨が続く梅雨の季節を表す言葉。
雨に潤う初夏の静かな趣を表す銘。
五月雨(さみだれ)
旧暦五月に降る長雨。
古雅な響きを持つ、格のある銘。
翠雨(すいう)
青葉に降り注ぐ雨。
視覚的にも美しい、六月らしい銘。
緑雨(りょくう)
若葉を潤す雨。
静かな席に向く、落ち着いた銘。
花菖蒲(はなしょうぶ)
水辺に凛と咲く菖蒲の花。
雨に潤う初夏の景色に、気品を添える銘。
半夏生(はんげしょう)
夏至の後に訪れる節目。
季節の深まりを示す銘。
苔清水(こけしみず)
苔むす庭に流れる清水。
陰影のある景色を表す銘。
霧雨(きりさめ)
細かく静かに降る雨。
しっとりとした席に向く銘。
蛍狩(ほたるがり)
初夏の夜、水辺に舞う蛍を観賞することを表す銘。
静かな闇の中にほのかに灯る光は、はかなさと風情を感じさせる。
七月の御銘
盛夏(せいか)
夏の盛りの頃を表す言葉。
照りつける日差しと、力強い夏の気配を表す銘。
炎天(えんてん)
真夏の強い日差しが照りつける空を表す言葉。
照りつくような暑さの盛りを表す銘。
宵山(よいやま)
祭の前夜、本祭を前にした賑わいの夜を表す銘。
灯がともり、囃子が響き、人々の高揚感が満ちる時間を示す。
水月(すいげつ)
水面に映る月。
夜の静かな涼を表す趣深い銘。
星河(せいが)
夜空に広がる天の川。
七夕の季節感を含む銘。
夏雲(なつぐも)
大きく立ち上がる入道雲。
力強い夏空を象徴する銘。
瀧音(たきおと)
激しく落ちる水の勢いと、絶え間なく続く水音。
山中の静寂や深さを想像させる銘。
風鈴(ふうりん)
風に鳴る音色。
聴覚で涼を呼び込む銘。
笹舟(ささぶね)
笹の葉で作った小さな舟を水に浮かべる情景を表す銘。
清らかな流れに身を任せ、静かに進む姿に涼趣がある。
朝顔(あさがお)
夏の朝に花を開き、昼にはしぼむ草花。
強い日差しが差し込む前の、涼やかなひとときを象徴する銘。
八月の御銘
夏草(なつくさ)
夏の野に青々と生い茂る草。
勢いよく伸びる生命力あふれる夏の景色を表す銘。
夕凪(ゆうなぎ)
夕暮れどき、昼間に吹いていた風が止み、空気が静まり返る状態。
熱を含んだ大気が動きを失う瞬間を指す言葉。
萩の露(はぎのつゆ)
早秋の萩に朝露が光る瑞々しさを表す言葉。
秋初の茶花として、夏の終わりを優しく彩る。
蝉時雨(せみしぐれ)
一斉に鳴く蝉の声が、時雨のように響き渡る夏の情景。
盛夏の生命力を象徴する銘。
白雲(はくうん)
青空の高みにゆったりと浮かぶ白い雲。
広く澄んだ空の趣を感じさせる銘。
凉月(すずかげつ)
涼しさを帯びた月を表す銘。
強い日差しの昼とは対照的に、夜空に静かに浮かぶ月の清らかさを示す言葉。
秋扇(しゅうせん)
秋になり、役目を終えた扇を表す銘。
盛夏のあいだ活躍した扇が、季節の移ろいとともに用いられなくなる様を示す言葉。
月見草(つきみそう)
月の光を受けて咲く花を表す銘。
夕暮れから夜にかけて花開き、静かな闇の中でほのかに存在を示す。
葉月涼(はづきすず)
葉月、すなわち八月の涼を表す銘。
厳しい暑さの中にも、ふと感じる風のやわらぎや夜の気配を示す言葉。
残月(ざんげつ)
夜明けの空に、なお残っている月を表す銘。
役目を終えながらも、淡く空にとどまる姿を示す言葉。
九月の御銘
野分(のわき)
秋に吹く強い風を表す銘。
草木を揺らし、季節が確実に移ろうことを示す言葉。
初雁(はつかり)
その年初めて渡ってくる雁を指す銘。
遠い空から届く秋の知らせを象徴する言葉
月見舟(つきみぶね)
月を眺めるために水辺へ出す舟を表す銘。
川面や湖面に映る月を楽しむ風雅な情景を示す言葉
長月夜(ながつきよ)
長月、すなわち九月の夜を表す銘。
夏に比べて夜が長くなり、静けさが深まる時分を示す言葉
月白(げっぱく)
月の光で白く染まる様を表す銘。
澄んだ夜気とともに、透明感を感じさせる言葉
夕長(ゆうなが)
夕暮れの時間がゆっくりと感じられる様を示す銘。
夜長とは違い、日没前の余韻を表す言葉
秋高(あきたか)
澄み切って高く広がる秋空を表す銘。
視界の抜けと心の開放感を感じさせる言葉
虫の調べ(むしのしらべ)
秋の夜に響く虫の声を、音楽に見立てた銘。
鈴虫や松虫などが奏でる繊細な音色を、『調べ』としてとらえた言葉。
月下萩(げっかはぎ)
月の下に咲く萩を表す銘。
秋の七草の一つである萩が、月光に照らされる情景を示す言葉。
菊水月(きくすいげつ)
菊と水、そして月を取り合わせた銘。
菊を映す水面に月が宿る情景を表す言葉。
十月の御銘
初紅葉(はつもみじ)
色づき始めた紅葉を表す銘。
まだ全面ではない、染まりかけの移ろいを示す言葉。
紅葉狩(もみじがり)
紅葉を愛でる風雅な営みを表す銘。
山野へ赴き、色づきを楽しむ心を示す言葉。
菊花(きっか)
菊の花そのものを表す銘。
高潔・長寿の象徴として古くから尊ばれてきた言葉。
菊香(きくこう)
菊のほのかな香りを表す銘。
強く主張しない、奥ゆかしい気配を示す言葉。
霜待月(しもまちづき)
霜を待つ頃の月を表す銘。
冬の入口を予感させる冷えを含む言葉。
秋深(あきふかし)
深まりゆく秋をそのまま表した銘。
空気の密度と色の濃さを感じさせる言葉。
山粧(やまよそおい)
山が紅葉で装う様を表す銘。
自然が最も華やぐ時を示す言葉。
秋夕(しゅうせき)
秋の夕暮れを表す銘。
一日の終わりに深みが出る十月の情景を象徴する。
露寒(つゆさむ)
露が冷たさを帯びる頃を表す銘。
朝夕の寒気を感じさせる言葉。
名残菊(なごりぎく)
盛りを過ぎた菊を表す銘。
華やぎの後に残る余情を示す言葉。
十一月の御銘
立冬(りっとう)
冬の始まりを告げる節気を表す銘。
暦の上での転換点を示す、きっぱりとした言葉。
秋の余韻を断ち、空気が改まる頃を象徴する。
初霜(はつしも)
その年初めて降りる霜を表す銘。
草木の上に白く宿る冷気の形を示す言葉。
枯野(かれの)
草木が枯れ、色を失った野を表す銘。
華やぎを削ぎ落とした景色を示す言葉。
侘びの趣を強く感じさせる。
落葉時雨(おちばしぐれ)
散る落葉を時雨に見立てた銘。
風に舞う葉の動きを音とともに想像させる言葉。
晩秋のはかなさを象徴する。
冬隣(ふゆどなり)
冬がすぐそこまで来ていることを表す銘。
まだ完全な冬ではない、その手前を示す言葉。
十一月らしい『境目』の趣を持つ。
霜夜(しもよ)
霜の降りるほど冷え込んだ夜を表す銘。
澄み切った空と鋭い冷気を示す言葉。
山眠(やまねむる)
冬を前に静まり返る山を表す銘。
動きの消えた自然の姿を示す言葉。
木守(きまもり)
実をすべて取らず、木に残しておく習わしを表す銘。
来年への祈りと感謝を象徴する言葉。
炉開(ろびらき)
茶の湯において炉を開く時節を表す銘。
季節の転換と、茶事の新たな始まりを示す言葉。
時雨(しぐれ)
晩秋から初冬にかけての通り雨を表す銘。
降っては止む儚い雨を示す言葉。
十二月の御銘
初雪(はつゆき)
その年初めて降る雪を表す銘。
音を吸い込む白さと、世界が一新される感覚を示す言葉。
寒月(かんげつ)
寒気の中に冴えわたる月を表す銘。
冷たく澄んだ光が空気を引き締める様を示す言葉。
雪明(ゆきあかり)
雪に反射してほのかに明るい夜を表す銘。
月光や灯火が雪面に広がる様を示す言葉。
冬至(とうじ)
一年で最も昼が短い日を表す銘。
極まった陰の中に、次の陽を待つ心を示す言葉。
霜柱(しもばしら)
地面に立つ霜の柱を表す銘。
踏めば崩れるはかなさと、朝の冷気を示す言葉。
柚子湯(ゆずゆ)
冬至に柚子湯に入る風習を表す銘。
無病息災を願う年の瀬の心を示す言葉。
年忘(としわすれ)
一年の憂さを忘れる行いを表す銘。
締めくくりの時節を象徴する言葉。
除夜(じょや)
大晦日の夜を表す銘。
一年を送り、新年を迎える境目を示す言葉。
歳晩(さいばん)
年の暮れを意味する銘。
物事の終わりにあたる重みを示す言葉。
一陽来復(いちようらいふく)
冬至を境に陽が戻ることを表す銘。
陰極まりて陽に転ずる理を示す言葉。
通年の御銘【濃茶】
無事(ぶじ)
何事もなく終えることを尊ぶ銘。
平穏こそ最上とする境地を示す言葉。
清和(せいわ)
清らかに和することを表す銘。
張り詰めた空気を気品で包む言葉。
祥雲(しょううん)
めでたき兆しの雲を表す銘。
瑞祥と高雅さを象徴する言葉。
瑞光(ずいこう)
吉兆の光を表す。
内より差す明るさを示す言葉。
祝意を含む濃茶にふさわしい銘。
清寧(せいねい)
清らかで安らかな境地を表す銘。
落ち着いた格を持つ言葉。
静雅(せいが)
静けさと雅を併せ持つ銘。
禅に寄りすぎず、品位を保つ言葉。
高潔(こうけつ)
けがれなき気高さを表す銘。
華美を排した品格ある言葉。
円成(えんじょう)
円満に成ることを表す銘。
一座建立の完成を象徴する言葉。
明徳(めいとく)
明らかな徳を表す銘。
内に備わる品格を象徴する言葉。
玉響(たまゆら)
ほんのひとときの尊い瞬間を表す銘。
一期の濃茶を上品に示す言葉。
光風(こうふう)
光を含む風を表す銘。
晴朗で高雅な気配を象徴する言葉。
清鑑(せいかん)
澄みきった心の鑑を表す銘。
自己を映す場としての茶を象徴する言葉。
慶雲(けいうん)
祝いの兆しを宿す雲を表す銘。
瑞祥と格調を兼ね備える言葉。
一期一会(いちごいちえ)
一生に一度の出会いを尊ぶ言葉。
その瞬間の重みを示す言葉であり、裏千家の精神にも通じる王道の銘。
喫茶去(きっさこ)
まずは茶を一服、という禅語。
濃茶席に凛とした余白を生む銘。
和敬清寂(わけいせいじゃく)
茶の根本精神を示す。
和し敬い、清らかにして静まる境地を表す言葉で、格調高い濃茶にふさわしい銘。
日日是好日(にちにちこれこうにち)
毎日が最良の日であるという境地を表す銘。
今この時を肯定する言葉。
行雲流水(こううんりゅうすい)
雲や水のように自然に流れる境地を表す銘。
とらわれのなさを象徴する言葉。
円融清雅(えんゆうせいが)
円満で清らか、かつ雅やかな境地を表す銘。
精神性と気品を両立させた言葉。
無尽蔵(むじんぞう)
尽きることのない豊かさを表す銘。
内なる徳の広がりを示す言葉。
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まとめ
茶杓の御銘は、ただの名前ではなく、その席の趣や季節、亭主の思いを表す大切なものなんやな。
薄茶では季節感を大切にし、月に合わせた銘を使うことで、茶席の雰囲気がより豊かになる。
一方、濃茶では通年使える禅語の銘を選ぶことで、茶席に落ち着きや格を添えることができる。
御銘に決まりがあるわけではないんやけど、季節や席の趣を考えながら選ぶことで、茶の湯の世界はより深く、面白いものになっていくんやで。
これからもしっかり稽古していこうな。
ほな、また!