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茶杓の銘 一覧|濃茶/薄茶の月別・通年で使える銘まとめ

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まいど、きょんたです!

茶杓の銘を考えるときに、「今月に合う銘って何やろ」って迷うことない?

この記事では、茶杓の銘を一覧でまとめ、それぞれの意味と情景をわかりやすく解説していくで。

銘選びに、そのまま使えるように整理してるから、参考にしてな。

一月~六月
七月~十二月
通年/濃茶の銘
目次
  1. 一月の銘
    1. 初春(はつはる)
    2. 松風(まつかぜ)
    3. 曙(あけぼの)
    4. 若水(わかみず)
    5. 蓬莱(ほうらい)
    6. 千歳(ちとせ)
    7. 瑞祥(ずいしょう)
    8. 寒松(かんしょう)
    9. 雪晴(ゆきばれ)
    10. 水仙(すいせん)
  2. 二月の銘
    1. 下萌(したもえ)
    2. 雪間草(ゆきまぐさ)
    3. 飛梅(とびうめ)
    4. 東風(こち)
    5. 梅便り(うめだより)
    6. 残雪(ざんせつ)
    7. 早春(そうしゅん)
    8. 春宵(はるよい)
    9. 梅香(ばいこう)
    10. 寒梅(かんばい)
  3. 三月の銘
    1. 春動(しゅんどう)
    2. 春風(しゅんぷう)
    3. 柳緑(りゅうりょく)
    4. 朧月(おぼろづき)
    5. 花明(かめい)
    6. 菜の花(なのはな)
    7. 春水(しゅんすい)
    8. 春霞(はるがすみ)
    9. 春音(しゅんおん)
    10. 陽春(ようしゅん)
  4. 四月の銘
    1. 桜花(おうか)
    2. 桜月(さくらづき)
    3. 花吹雪(はなふぶき)
    4. 春雨(はるさめ)
    5. 花霞(はながすみ)
    6. 桜川(さくらがわ)
    7. 春光(しゅんこう)
    8. 花筏(はないかだ)
    9. 桜雲(さくらぐも)
    10. 花衣(はなごろも)
  5. 五月の銘
    1. 新緑(しんりょく)
    2. 薫風(くんぷう)
    3. 若楓(わかかえで)
    4. 青嵐(あおあらし)
    5. 立夏(りっか)
    6. 五月晴(さつきばれ)
    7. 緑陰(りょくいん)
    8. 端午(たんご)
    9. 緑水(りょくすい)
    10. 新樹(しんじゅ)
  6. 六月の銘
    1. 入梅(にゅうばい)
    2. 雨音(あまおと)
    3. 五月雨(さみだれ)
    4. 翠雨(すいう)
    5. 緑雨(りょくう)
    6. 花菖蒲(はなしょうぶ)
    7. 夕涼(ゆうすずみ)
    8. 苔清水(こけしみず)
    9. 霧雨(きりさめ)
    10. 蛍狩(ほたるがり)
  7. 七月の銘
    1. 盛夏(せいか)
    2. 炎天(えんてん)
    3. 宵山(よいやま)
    4. 水月(すいげつ)
    5. 星河(せいが)
    6. 夏雲(なつぐも)
    7. 瀧音(たきおと)
    8. 風鈴(ふうりん)
    9. 清流(せいりゅう)
    10. 朝顔(あさがお)
  8. 八月の銘
    1. 夏草(なつくさ)
    2. 夕凪(ゆうなぎ)
    3. 萩の露(はぎのつゆ)
    4. 蝉時雨(せみしぐれ)
    5. 白雲(はくうん)
    6. 涼月(りょうげつ)
    7. 秋扇(しゅうせん)
    8. 待宵(まつよい)
    9. 涼風(りょうふう)
    10. 残月(ざんげつ)
  9. 九月の銘
    1. 野分(のわき)
    2. 初雁(はつかり)
    3. 月見舟(つきみぶね)
    4. 長月夜(ながつきよ)
    5. 月白(げっぱく)
    6. 秋暮(あきぐれ)
    7. 秋高(あきたか)
    8. 虫時雨(むししぐれ)
    9. 月下萩(げっかはぎ)
    10. 秋声(しゅうせい)
  10. 十月の銘
    1. 初紅葉(はつもみじ)
    2. 紅葉狩(もみじがり)
    3. 菊花(きっか)
    4. 菊香(きくこう)
    5. 霜待月(しもまちづき)
    6. 秋深(あきふかし)
    7. 錦秋(きんしゅう)
    8. 秋夕(しゅうせき)
    9. 露寒(つゆさむ)
    10. 名残菊(なごりぎく)
  11. 十一月の銘
    1. 立冬(りっとう)
    2. 初霜(はつしも)
    3. 枯野(かれの)
    4. 落葉時雨(おちばしぐれ)
    5. 冬隣(ふゆどなり)
    6. 霜夜(しもよ)
    7. 冬木立(ふゆこだち)
    8. 木守(きまもり)
    9. 木枯(こがらし)
    10. 時雨(しぐれ)
  12. 十二月の銘
    1. 初雪(はつゆき)
    2. 寒月(かんげつ)
    3. 雪明(ゆきあかり)
    4. 冬至(とうじ)
    5. 霜柱(しもばしら)
    6. 寒梅(かんばい)
    7. 年忘(としわすれ)
    8. 除夜(じょや)
    9. 歳晩(さいばん)
    10. 一陽来復(いちようらいふく)
  13. 濃茶にも使える通年の銘
    1. 無事(ぶじ)
    2. 清和(せいわ)
    3. 祥雲(しょううん)
    4. 瑞光(ずいこう)
    5. 清寧(せいねい)
    6. 清風(せいふう)
    7. 瑞雲(ずいうん)
    8. 円成(えんじょう)
    9. 明徳(めいとく)
    10. 玉響(たまゆら)
    11. 光風(こうふう)
    12. 和合(わごう)
    13. 慶雲(けいうん)
    14. 一期一会(いちごいちえ)
    15. 喫茶去(きっさこ)
    16. 和敬清寂(わけいせいじゃく)
    17. 日日是好日(にちにちこれこうにち)
    18. 行雲流水(こううんりゅうすい)
    19. 洗心(せんしん)
    20. 清閑(せいかん)
  14. まとめ
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一月の銘

初春(はつはる)

新しい春、新しい年の訪れを表す銘。
年の初めにふさわしい、清々しく格調高い言葉。

松風(まつかぜ)

松に吹く風の音を表す銘。
常緑の松に宿る不変と長寿、静かな新春の趣を象徴する言葉。

曙(あけぼの)

夜が明け、空が白み始める情景を表す銘。
一年の始まりにふさわしい、希望と新たな門出を象徴する言葉。

若水(わかみず)

元旦に初めて汲む清らかな水を表す銘。
無病息災と一年の平安を願う、新春の吉祥を象徴する言葉。

蓬莱(ほうらい)

不老長寿の理想郷とされる蓬莱山を表す銘。
長寿と吉祥を願う、正月にふさわしい格調高い言葉。

千歳(ちとせ)

末永い年月を表す銘。
長寿と繁栄を願う、祝いの席にふさわしい吉祥の言葉。

瑞祥(ずいしょう)

めでたい兆しを表す銘。
新しい年に訪れる幸運と吉兆を象徴する言葉。

寒松(かんしょう)

寒さの中でも青々と葉を茂らせる松を表す銘。
変わらぬ生命力と気高さを象徴する言葉。

雪晴(ゆきばれ)

雪がやみ、澄み渡る青空が広がる情景を表す銘。
冬ならではの清らかさと凛とした美しさを象徴する言葉。

水仙(すいせん)

寒風の中で凛と咲く水仙を表す銘。
清らかさと気品に満ちた初春の趣を象徴する言葉。

二月の銘

下萌(したもえ)

土の下から草木が芽吹き始める様子を表す銘。
春の息吹と新たな生命の始まりを象徴する言葉。

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雪間草(ゆきまぐさ)

残雪の間から芽吹く草を表す銘。
厳しい冬を越えた生命の力強さを象徴する言葉。

飛梅(とびうめ)

早春に咲く梅を表す銘。
春の訪れを告げる、気高く風雅な言葉。

東風(こち)

春を運ぶ東からの風を表す銘。
寒さの中に春の訪れを感じさせる言葉。

梅便り(うめだより)

梅の花が咲き始め、春の訪れを知らせる情景を表す銘。
厳しい寒さの中に感じる春の兆しと、自然から届く季節の便りを象徴する言葉。

残雪(ざんせつ)

春になってもなお山野に残る雪を表す銘。
冬の名残と春への移ろいを象徴する言葉。

早春(そうしゅん)

春の始まりの頃を表す銘。
まだ寒さの残る中に感じる春の気配を象徴する言葉。

春宵(はるよい)

春の穏やかな夜を表す銘。
静けさの中に漂う春の風情を象徴する言葉。

梅香(ばいこう)

梅のほのかな香りを表す銘。
春の訪れを知らせる、上品で奥ゆかしい趣を象徴する言葉。

寒梅(かんばい)

寒さの中で咲く梅を表す銘。
厳しい季節に凛と咲く気高さと生命力を象徴する言葉。

三月の銘

春動(しゅんどう)

春がゆっくりと動き始める気配を表す銘。
目には見えない季節の移ろいと、生命の息吹を象徴する言葉。

春風(しゅんぷう)

春に吹く穏やかな風を表す銘。
暖かな風が運ぶ春の訪れと清らかな季節の気配を象徴する言葉。

柳緑(りゅうりょく)

芽吹いた柳の青々とした姿を表す銘。
春の生命力と柔らかく美しい景色を象徴する言葉。

朧月(おぼろづき)

春霞に包まれ、淡く浮かぶ月を表す銘。
柔らかく幻想的な春夜の趣を象徴する言葉。

花明(かめい)

花が明るく咲き誇る情景を表す銘。
春爛漫の華やかさと、生命の輝きを象徴する言葉。

菜の花(なのはな)

春の野に咲き広がる菜の花を表す銘。
明るく穏やかな春の景色を象徴する言葉。

春水(しゅんすい)

雪解け水を集めて流れる春の水を表す銘。
清らかな流れと春の訪れを象徴する言葉。

春霞(はるがすみ)

春の霞に包まれた景色を表す銘。
柔らかく奥行きのある春の趣を象徴する言葉。

春音(しゅんおん)

春に響く自然の音を表す銘。
鳥の声や風の音など穏やかな春の気配を象徴する言葉。

陽春(ようしゅん)

暖かな春の季節を表す銘。
明るい陽射しに包まれる、生命力あふれる春を象徴する言葉。

四月の銘

桜花(おうか)

満開に咲く桜の花を表す銘。
華やかで喜びに満ちた春の景色を象徴する言葉。

桜月(さくらづき)

桜の咲く頃の月を表す銘。
春の夜の静けさと、桜が映える風雅な情景を象徴する言葉。

花吹雪(はなふぶき)

桜の花びらが風に舞い散る情景を表す銘。
儚さの中に美しさを感じさせる春の言葉。

春雨(はるさめ)

静かに降り続く春の雨を表す銘。
しっとりとした春の風情を象徴する言葉。

花霞(はながすみ)

咲き誇る花々が霞のように見える景色を表す銘。
柔らかく広がる春景色を象徴する言葉。

桜川(さくらがわ)

散った桜が水面を流れる情景を表す銘。
春の終わりを彩る風雅な景色を象徴する言葉。

春光(しゅんこう)

やわらかな春の日差しを表す銘。
明るく穏やかな春の温もりを象徴する言葉。

花筏(はないかだ)

散った花びらが水面を帯のように流れる情景を表す銘。
春の儚さと風雅な趣を象徴する言葉。

桜雲(さくらぐも)

満開の桜が雲のように広がる様子を表す銘。
春ならではの華やかな美しさを象徴する言葉。

花衣(はなごろも)

花に包まれたような美しい春の景色を表す銘。
優雅で華やかな春の趣を象徴する言葉。

五月の銘

新緑(しんりょく)

芽吹いた若葉が一面に広がる景色を表す銘。
生命力あふれる初夏の清々しさを象徴する言葉。

薫風(くんぷう)

若葉の間を吹き抜ける爽やかな風を表す銘。
香り高い風が運ぶ、初夏の清らかな趣を象徴する言葉。

若楓(わかかえで)

芽吹いたばかりの楓の葉を表す銘。
柔らかな青葉の美しさと初夏の瑞々しさを象徴する言葉。

青嵐(あおあらし)

青葉を揺らす初夏の風を表す銘。
自然の勢いと清々しい動きを象徴する言葉。

立夏(りっか)

暦の上で夏の始まりを表す銘。
春から夏へ移りゆく季節の節目を象徴する言葉。

五月晴(さつきばれ)

五月の澄み渡る空を表す銘。
明るく爽やかな初夏の景色を象徴する言葉。

緑陰(りょくいん)

青葉がつくる木陰を表す銘。
涼やかな静けさと初夏の安らぎを象徴する言葉。

端午(たんご)

五月の節句を表す銘。
健やかな成長と邪気払いを願う、初夏の祝いの言葉。

緑水(りょくすい)

青葉を映す水面を表す銘。
清らかな水と新緑の調和を象徴する言葉。

新樹(しんじゅ)

新しい葉を茂らせる若木を表す銘。
成長する生命力と初夏の輝きを象徴する言葉。

六月の銘

入梅(にゅうばい)

梅雨入りの時節を表す銘。
雨の季節の始まりと自然が潤う趣を象徴する言葉。

雨音(あまおと)

降る雨の音を表す銘。
雨の日の茶室に響く静かな趣を象徴する言葉。

五月雨(さみだれ)

旧暦五月に降る長雨を表す銘。
古雅な響きを持ち、雨の情趣を象徴する言葉。

翠雨(すいう)

青葉に降り注ぐ雨を表す銘。
緑を深める雨の美しさを象徴する言葉。

緑雨(りょくう)

若葉を潤す雨を表す銘。
静かで清らかな梅雨の趣を象徴する言葉。

花菖蒲(はなしょうぶ)

雨に濡れて咲く菖蒲の花を表す銘。
気品ある初夏の景色を象徴する言葉。

夕涼(ゆうすずみ)

夕暮れの涼を楽しむ情景を表す銘。
暑さの中に訪れる一時の涼やかさと夏の夕べの趣を象徴する言葉。

苔清水(こけしみず)

苔むした庭に流れる清らかな水を表す銘。
静寂と涼やかな趣を象徴する言葉。

霧雨(きりさめ)

細かく静かに降る雨を表す銘。
しっとりとした梅雨の情景を象徴する言葉。

蛍狩(ほたるがり)

夜の水辺に舞う蛍を愛でる風情を表す銘。
暗闇に浮かぶ光の儚さと夏の趣を象徴する言葉。

七月の銘

盛夏(せいか)

夏の盛りを表す銘。
照りつける日差しと、力強い夏の気配を象徴する言葉。

炎天(えんてん)

真夏の強い日差しが照りつける空を表す銘。
照りつくような暑さの盛りを象徴する言葉。

宵山(よいやま)

祇園祭の本祭を前にした宵山を表す銘。
灯がともり、囃子が響く、夏祭りの高揚感と風情を象徴する言葉。

水月(すいげつ)

水面に映る月を表す銘。
静寂と涼趣を感じさせる趣深い言葉。

星河(せいが)

夜空に広がる天の川を表す銘。
七夕の風情と夏夜の美しさを象徴する言葉。

夏雲(なつぐも)

大きく立ち上がる入道雲を表す銘。
力強い夏空を象徴する言葉。

瀧音(たきおと)

激しく落ちる滝の水音を表す銘。
山中の静寂と清涼感を感じさせる言葉。

風鈴(ふうりん)

風に揺れて涼やかな音色を響かせる風鈴を表す銘。
音によって夏の涼を感じさせる言葉。

清流(せいりゅう)

澄み切った川の流れを表す銘。
夏の暑さの中に涼やかさを感じさせる言葉。

朝顔(あさがお)

夏の朝に花を開き、昼にはしぼむ朝顔を表す銘。
涼やかな朝の趣を象徴する言葉。

八月の銘

夏草(なつくさ)

夏の野に青々と生い茂る草を表す銘。
勢いよく伸びる生命力あふれる夏の景色を象徴する言葉。

夕凪(ゆうなぎ)

夕暮れどきに風が止み、空気が静まり返る様を表す銘。
熱を含んだ大気が静まり返る夏の夕べを象徴する言葉。

萩の露(はぎのつゆ)

早秋の萩に朝露が光る情景を表す銘。
初秋の茶花として夏の終わりを優しく彩る言葉。

蝉時雨(せみしぐれ)

一斉に鳴く蝉の声が時雨のように響く情景を表す銘。
盛夏の生命力を象徴する言葉。

白雲(はくうん)

青空にゆったりと浮かぶ白雲を表す銘。
澄み渡る空と静かな趣を象徴する言葉。

涼月(りょうげつ)

秋の気配を帯びた涼やかな月を表す銘。
澄み渡る夜空と静かな趣を象徴する言葉。

秋扇(しゅうせん)

秋になり、役目を終えた扇を表す銘。
盛夏のあいだ活躍した扇が、季節の移ろいとともに用いられなくなる様を示す言葉。

待宵(まつよい)

満月の昇るのを待つ宵を表す銘。
月を待つ静かな心と風雅な趣を象徴する言葉。

涼風(りょうふう)

秋の気配を運ぶ涼やかな風を表す銘。
暑さの中に感じる爽やかさと、季節の移ろいを象徴する言葉。

残月(ざんげつ)

夜明けの空に、なお残っている月を表す銘。
役目を終えながらも、淡く空にとどまる姿を示す言葉。

九月の銘

野分(のわき)

秋に吹く強い風を表す銘。
草木を揺らし、季節が確実に移ろうことを示す言葉。

初雁(はつかり)

その年初めて渡ってくる雁を表す銘。
遠い空から届く秋の知らせを象徴する言葉。

月見舟(つきみぶね)

月を眺めるために水辺へ出す舟を表す銘。
川面や湖面に映る月を楽しむ風雅な情景を示す言葉。

長月夜(ながつきよ)

長月の静かな夜を表す銘。
澄み渡る月明かりと秋の夜長を感じさせる言葉。

月白(げっぱく)

月の光で白く染まる様を表す銘。
澄んだ夜気とともに、透明感を感じさせる言葉。

秋暮(あきぐれ)

秋の日が暮れてゆく情景を表す銘。
一日の終わりに深まる静けさと秋情を象徴する言葉。

秋高(あきたか)

澄み切って高く広がる秋空を表す銘。
爽やかな秋晴れと心の開放感を象徴する言葉。

虫時雨(むししぐれ)

秋の虫の声が降り注ぐように響く情景を表す銘。
静かな秋夜の風情を象徴する言葉。

月下萩(げっかはぎ)

月の下に咲く萩を表す銘。
秋の七草の一つである萩が月光に照らされる情景を示す言葉。

秋声(しゅうせい)

秋の風や虫の音、木々の葉擦れなど、秋を感じさせるさまざまな音を表す銘。
深まりゆく秋の趣と静寂を象徴する言葉。

十月の銘

初紅葉(はつもみじ)

色づき始めた紅葉を表す銘。
まだ全面ではない染まりかけの移ろいを示す言葉。

紅葉狩(もみじがり)

紅葉を愛でる風雅な営みを表す銘。
山野へ赴き、色づきを楽しむ心を示す言葉。

菊花(きっか)

菊の花そのものを表す銘。
高潔、長寿の象徴として古くから尊ばれてきた言葉。

菊香(きくこう)

菊のほのかな香りを表す銘。
強く主張しない、奥ゆかしい気配を示す言葉。

霜待月(しもまちづき)

霜を待つ頃の月を表す銘。
冬の入口を予感させる冷えを含む言葉。

秋深(あきふかし)

深まりゆく秋を表す銘。
澄んだ空気と色濃くなる秋の趣を象徴する言葉。

錦秋(きんしゅう)

錦のように美しく色づいた秋を表す銘。
紅葉に彩られた山野の華やかさを象徴する言葉。

秋夕(しゅうせき)

秋の夕暮れを表す銘。
澄んだ夕空と深まりゆく秋情を象徴する言葉。

露寒(つゆさむ)

冷気を帯びた露を表す銘。
朝夕の冷え込みと秋の深まりを感じさせる言葉。

名残菊(なごりぎく)

盛りを過ぎた菊を表す銘。
華やぎの後に残る余情を示す言葉。

十一月の銘

立冬(りっとう)

冬の始まりを告げる節気を表す銘。
暦の上での転換点を示す、きっぱりとした言葉。

初霜(はつしも)

その年初めて降りる霜を表す銘。
草木の上に白く宿る冷気の形を示す言葉。

枯野(かれの)

草木が枯れ、色を失った野を表す銘。
華やぎを削ぎ落とした景色を示す言葉。

落葉時雨(おちばしぐれ)

散る落葉を時雨に見立てた銘。
風に舞う葉の動きを音とともに想像させる言葉。

冬隣(ふゆどなり)

冬がすぐそこまで来ていることを表す銘。
まだ完全な冬ではない、その手前を示す言葉。

霜夜(しもよ)

霜の降りるほど冷え込んだ夜を表す銘。
澄み切った空と鋭い冷気を示す言葉。

冬木立(ふゆこだち)

葉を落とした木立を表す銘。
冬を迎えた自然の静けさと侘びの趣を象徴する言葉。

木守(きまもり)

実をすべて取らず、木に残しておく習わしを表す銘。
来年への祈りと感謝を象徴する言葉。

木枯(こがらし)

晩秋から初冬にかけて吹く冷たい風を表す銘。
冬の訪れを告げる風と、深まりゆく季節の趣を象徴する言葉。

時雨(しぐれ)

晩秋から初冬にかけての通り雨を表す銘。
降っては止む儚い雨を示す言葉。

十二月の銘

初雪(はつゆき)

その年初めて降る雪を表す銘。
音を吸い込む白さと、世界が一新される感覚を示す言葉。

寒月(かんげつ)

寒気の中に冴えわたる月を表す銘。
冷たく澄んだ光が空気を引き締める様を示す言葉。

雪明(ゆきあかり)

雪に反射してほのかに明るい夜を表す銘。
月光や灯火が雪面に広がる様を示す言葉。

冬至(とうじ)

一年で最も昼が短い日を表す銘。
極まった陰の中に、次の陽を待つ心を示す言葉。

霜柱(しもばしら)

地面に立つ霜の柱を表す銘。
踏めば崩れるはかなさと、朝の冷気を示す言葉。

寒梅(かんばい)

寒さの中で咲き始める梅を表す銘。
厳冬の中に宿る生命力と気高さを象徴する言葉。

年忘(としわすれ)

一年の労をねぎらい、新たな年を迎える心を表す銘。
年の瀬の節目を象徴する言葉。

除夜(じょや)

大晦日の夜を表す銘。
一年を送り、新年を迎える境目を示す言葉。

歳晩(さいばん)

年の暮れを意味する銘。
物事の終わりにあたる重みを示す言葉。

一陽来復(いちようらいふく)

冬至を境に陽が戻ることを表す銘。
陰極まりて陽に転ずる理を示す言葉。

濃茶にも使える通年の銘

無事(ぶじ)

何事もなく終えることを尊ぶ銘。
平穏こそ最上とする境地を示す言葉。

清和(せいわ)

清らかで穏やかな和を表す銘。
心静かな茶席にふさわしい品格ある言葉。

祥雲(しょううん)

めでたき兆しの雲を表す銘。
瑞祥と高雅さを象徴する言葉。

瑞光(ずいこう)

めでたい兆しを示す光を表す銘。
希望と祝意を象徴する格調高い言葉。

清寧(せいねい)

清らかで安らかな境地を表す銘。
落ち着きと品格を感じさせる言葉。

清風(せいふう)

清らかに吹く風を表す銘。
爽やかで澄んだ心境を象徴する言葉。

瑞雲(ずいうん)

めでたいことの前触れとして現れる縁起の良い雲を表す銘。
吉祥や幸福、繁栄への願いを込めた格調高い言葉。

円成(えんじょう)

円満に成ることを表す銘。
一座建立の完成を象徴する言葉。

明徳(めいとく)

明らかな徳を表す銘。
内に備わる品格を象徴する言葉。

玉響(たまゆら)

ほんのひとときの尊い瞬間を表す銘。
一期一会の趣を上品に象徴する言葉。

光風(こうふう)

雨上がりに吹く清らかな風を表す銘。
晴朗で高潔な人格を象徴する言葉。

和合(わごう)

人と人が心を合わせ、調和することを表す銘。
一座建立の精神を象徴する格調高い言葉。

慶雲(けいうん)

祝いの兆しを宿す雲を表す銘。
瑞祥と格調を兼ね備える言葉。

一期一会(いちごいちえ)

一生に一度の出会いを尊ぶ銘。
その瞬間の重みと、茶の湯の精神を象徴する代表的な言葉。

喫茶去(きっさこ)

まずは茶を一服、という禅語。
濃茶席に凛とした余白を生む銘。

和敬清寂(わけいせいじゃく)

茶道の根本精神を示す四字。
和し敬い、清らかにして静まる境地を表す格調高い言葉。

日日是好日(にちにちこれこうにち)

一日一日をかけがえのないものとして生きる境地を表す銘。
今この時を大切にする心を象徴する言葉。

行雲流水(こううんりゅうすい)

雲や流れる水のように自然体で生きる境地を表す銘。
とらわれのない自在な心を象徴する言葉。

洗心(せんしん)

心を洗い清めることを表す銘。
茶席に臨む清浄な心を象徴する葉。

清閑(せいかん)

清らかで静かな趣を表す銘。
落ち着きある茶席にふさわしい言葉。

きょんた
きょんた

茶杓は、銘を自分で考えて楽しむと茶道がもっと面白くなるで。
シンプルな白竹の茶杓なら扱いやすくて、初心者でも気軽に使える。自分で銘を考えてみるのも楽しいで。

きょんた
きょんた

この茶杓には歴代家元の斎号が書かれてるねん。僕らは稽古前に一本引いて、「これ何代目?」ってクイズみたいに言い合いながら覚えてるで。

人物について詳しく知りたい方はこちら

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きょんた
きょんた

茶杓の銘には、禅語や季節の言葉がよく使われるんやで。
意味を理解しておくと、ただ名前を知るだけやなくて、一つ一つの道具に物語を感じられる。この本で禅語を学ぶと、銘をつけるときの参考にもなるで。

まとめ

茶杓の銘は、ただの名前ではなく、その席の趣や季節、亭主の思いを表す大切なものなんやな。

薄茶では季節感を大切にし、月に合わせた銘を使うことで、茶席の雰囲気がより豊かになる。

一方、濃茶では通年使える禅語の銘を選ぶことで、茶席に落ち着きや格を添えることができる。

銘に決まりがあるわけではないんやけど、季節や席の趣を考えながら選ぶことで、茶の湯の世界はより深く、面白いものになっていくんやで。

これからもしっかり稽古していこうな。

ほな、また!

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